スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ウサギのチーコちゃん(Kanazawa)

こんにちは

なんだか最近暖かい日も出てきて、嬉しい限りです

さて、今日は以前少しだけご紹介した
ウサギのチーコちゃんについて
書かせていただきたいと思います

DSCF7962.jpg

チーコちゃんは見た目は美少女ですが、
実は7歳8ヶ月のご高齢さん!

初めて病院にいらっしゃったとき
右腕に腫瘍性を疑うしこり、
そして子宮疾患から来ると思われる
乳腺の腫れがありました。

見にくいですが、
超音波検査で子宮が拡張していることが確認できます。

DSCF7994.jpg

これらに対して確実な診断、
そして根本的な治療を、となると
やはり麻酔をかけての外科手術になるのですが…

ご高齢ということもあり、
行うかどうかは難しい判断になります

チーコちゃんは幸い血液の検査上大きな問題も無く
お元気や食欲もあるということで、
ご相談の上手術を行うこととなりました

手術では腕のしこりと子宮・卵巣を同時に切除しました。
別々に行うよりは短く済むとはいえ、
手術時間はそれなりに長くなりましたが
麻酔も終始安定していて、
チーコちゃん、すばらしい頑張りです

麻酔から醒めた後は、カラーを鬱陶しがりながらも
翌日ごろから牧草をもりもり食べてくれるようになり
経過は非常に良好でした

以下、傷口の写真などがありますので
苦手な方はご注意ください

↓↓



↓↓



↓↓

抜糸に来てくれたチーコちゃん
腕の傷も…

DSCF7968.jpg

おなかの傷も、しっかりくっついています

DSCF7970.jpg

皮膚の癒合も歳をとると遅くはなってくるのですが…
(人間もそうですね)
優秀なチーコちゃんです。

ちなみに、ウサギさんの子宮は
すごーーーく単純に描くと

子宮

こんな感じでおなかの中に入っています。
二股に分かれていて、かなり立派な臓器なので
一度にたくさんの子供を産めるんですね。

さらにチーコちゃんの子宮は少し腫れていたため、
大物でした

切除したしこりと子宮を検査センターに出すと、
「毛芽腫」と「子宮内膜過形成」と診断されました。

どちらもウサギさんに非常に多いもので、
且つ悪性のものではありません。

つまり、取ってしまえば同じところでの再発や
転移の心配はほとんど無いということです。

本当に、よかった

DSCF7973.jpg

カラーも取れて、すっきりです。
おつかれさま


このように、ご高齢でも手術を乗り切ってくれる子は
増えてきています。

歳だから…という理由だけで
病気の治療を諦めている方がもしいるのであれば、
チーコちゃんの頑張りを見て
もう一度考え直していただければと思います。

ただし、やはりリスクがあることは確かですし、
その子その子の状態、
飼い主様の考え方というものもありますので、

十分な検査やお話し合いをした上で
一番良い方法を考えていきましょう

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ミニペットクリニック

Author:ミニペットクリニック
埼玉県川口市にあるエキゾチックアニマル専門の動物病院“ピジョンミニペットクリニック”と申します。
日々の出来事や病院の情報、豆知識など、病院スタッフが綴っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします☆

カウンター
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
リンク
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
RSSリンクの表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。