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トッケイヤモリのコブ

2019/11/26
こんばんは。獣医師の長尾です。
久しぶりの更新になってしまいました。

またしても、爬虫類の症例です。

今回はトッケイヤモリさんです。私自身も昔はトッケイヤモリをいっぱい飼っていました。
やや気が荒いのですが、そこがまたいいところで、色合いもとてもキレイなヤモリですまた夜中に大きな声で「トッケイ!」と鳴くところも大変可愛いヤモリですね。
最近のCITES会議で格上げされため産地によっては今後流通が減ると思われます。


患者さんはトッケイヤモリのパターンレス。
脇の下が腫れてきたとのことで来院されました。
DSCF1021.jpg
飼い主さんよく気づきましたが、なにやら脇の皮膚の下にしこりが認められます。

エコー検査で少し水が溜まっていました。
これは?もしかして・・・

ということで、その場で局所麻酔にて切開させていただきました。

すると・・・
DSCF1022.jpg
紐のようなものが・・・。

そう寄生虫です

そのまま寄生虫の権威である酪農学園大学の浅川教授の研究施設に調べていただき、条虫のプレロセルコイドと診断されました!!

人ではあまり考えたくはないですが、エキゾチック動物(特に爬虫類)ではまだまだ寄生虫の疾患は多く存在します。
新しい動物さんをお迎えしたらよく観察する&病院で便検査など健診をお勧め致します。
comment (0) @ 爬虫類
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