ウサギさんの子宮水腫(手術写真が含まれます)
2020.03.19.11:36
こんにちは。獣医師の川合です。
今回はウサギさんの子宮水腫についてです。
血尿があり、最近お腹周りが膨らんできたくるみちゃん、
子宮の病気が疑われたためエコー検査とレントゲン検査を行いました。
するとパンパンに膨らんだ子宮内に液体貯留が確認されました。
子宮水腫という病気の可能性が高く、このまま様子をみているといつ急変するか分からない状態なので、手術にて子宮と卵巣を摘出することにしました。
取り出した子宮の重さはなんと1.4㎏もあり、くるみちゃんの手術前の体重が3.0㎏だったので、体重の約半分の重さを子宮が占めていたことになります。
くるみちゃんは9歳という大変高齢の子ながら、手術をすごく頑張って乗り越えてくれました。

手術当日からご飯を食べてくれる回復ぶりで、スタッフ一同とても安心しました。
ウサギの女の子で子宮疾患はとても多い病気です。もし血尿が出てきたり、お腹が急に膨れるようなことがあったらお早めに診察にいらしてください。
また子宮疾患の予防として若いうちの避妊手術をお勧めしております。詳しくは、避妊手術についてのブログをご参照ください。こちら
今回はウサギさんの子宮水腫についてです。
血尿があり、最近お腹周りが膨らんできたくるみちゃん、
子宮の病気が疑われたためエコー検査とレントゲン検査を行いました。
するとパンパンに膨らんだ子宮内に液体貯留が確認されました。
子宮水腫という病気の可能性が高く、このまま様子をみているといつ急変するか分からない状態なので、手術にて子宮と卵巣を摘出することにしました。
取り出した子宮の重さはなんと1.4㎏もあり、くるみちゃんの手術前の体重が3.0㎏だったので、体重の約半分の重さを子宮が占めていたことになります。

くるみちゃんは9歳という大変高齢の子ながら、手術をすごく頑張って乗り越えてくれました。

手術当日からご飯を食べてくれる回復ぶりで、スタッフ一同とても安心しました。
ウサギの女の子で子宮疾患はとても多い病気です。もし血尿が出てきたり、お腹が急に膨れるようなことがあったらお早めに診察にいらしてください。
また子宮疾患の予防として若いうちの避妊手術をお勧めしております。詳しくは、避妊手術についてのブログをご参照ください。こちら