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ウサギさんの避妊手術

こんにちは獣医師の長尾です。

今日はウサギさんの避妊手術についてです。

最近は避妊手術の必要性に関して、飼い主様に徐々に浸透してきていると感じることが多くなってきております。

ワンちゃんネコちゃんでは普通にほとんどの子がしている避妊手術。
ウサギさんでもとっても大切です!
というのも、ウサギさんは子宮の病気がとても多く、10歳まで生きたらほとんどの女の子が子宮の病気になるとも言われています。
更に達が悪いのが、『腺癌』の発生率がとても高いことです。子宮腺癌は2歳くらいの若い子でも珍しくありません。

なぜそんなに子宮疾患が多いかというと、卵巣からのホルモンが関係しています。
ウサギさんはとても発情回数が多く、その間、子宮は常に性ホルモンの影響を受けます。そうすると異常な細胞も生まれやすくなるのです。性ホルモンの影響は子宮のみならず、乳腺にも影響するので、乳腺腫瘍の発生も多くなります。また、達が悪いことに、乳腺は『乳腺癌』の発生が多いのです。

腺癌を放置してしまうと、もちろん助かりません。。。
肺やお腹の中、骨などに転移をしてしまい、とても苦しくなってしまい亡くなってしまいます。

そういったことを防ぐために予防的な避妊手術がとても重要となってきます(乳腺癌は避妊手術で完全には防げませんが・・・)。
個人的にはワンちゃんやネコちゃんより、ウサギさんの避妊手術の方が重要と感じます。

病気になってからでは、すでに腺癌で転移している、状態が悪くて手術できないなどといったこともあります。

「うちの子は若くないけど避妊手術できますか?」といったご質問をよく受けます。
もちろん若い(1歳くらい)子での手術のほうが安心ですが、5歳でも7歳でも避妊手術はできます。
(避妊手術前には身体検査やレントゲン、血液検査をさせていただいております。)

当院は小動物の専門病院なので、ウサギさんの負担をできるだけ少なくするため、ウサギさんに適した吸入麻酔薬を使用しております。また、手術時間を可能な限り短縮して負担を減らすため、超音波手術装置といった特殊な医療機器を用いて手術しております。こちらは、超音波により卵巣や子宮の血管を処理する機器で短時間で出血はほとんどなく手術することが可能です。

また、ワンちゃんやネコちゃんのようなウサギさんのストレスになるペットさんはおりませんので、手術後の入院もストレスが少なくできます。(実はこれはとても大切でワンちゃんやネコちゃんの声やニオイのストレスで麻酔管理や術後も回復は全然違うと感じます)


手術のご予約は、お電話でも受けつけております。
手術のご相談に関しましては、一度診察のご予約をお取りいただき、ご来院していただく形となりますのでよろしくお願い致します。

男の子の去勢手術に関しましてはまた今度書きたいと思います。

テーマ : うさぎ
ジャンル : ペット

フェレットの全身性コロナウイルス感染症

こんばんは。獣医師の長尾です。
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少し前のことになりますが、エキゾチックペットを専門に診療している獣医師の学会である「日本獣医エキゾチック動物学会」の年1回の症例検討会に今年も参加してきました。
今年の私の発表テーマは、フェレットにおける全身性コロナウイルスにおいてシクロスポリンを用いた治療について発表させていただきました。
フェレット全身性コロナウイルス感染症とは近年報告された比較的新しい感染症ですが、感染・発症すると生存期間が約60日ほどといわれている大変怖い感染症になります。現在、ワクチンや完治する治療法がないのが現状です。似た感染症としては猫のコロナウイルス感染症である猫伝染性腹膜炎という病気があります。猫伝染性腹膜炎も予後が非常に悪い疾患となりますが、近年、猫伝染性腹膜炎にたいしてシクロスポリンを用いて良好な予後を得ているという報告があり、フェレットでも使えるのでは?ということで使用した内容で発表してきました。
会場では多数の先生に声をかけていただき皆様興味に興味を持っていただきました。
このフェレット全身性コロナウイルス感染症は感染しても発症しないこともありますが、発症すると全身性に肉芽腫を形成し、様々な症状を引き起こします。とくに若いフェレットさんで発生が多いです。
(※コロナウイルスには緑色の下痢便をしてしまうなどの軽度の症状を引き起こす弱毒のフェレット腸コロナウイルス感染症といわれるものもありますが、こちらとは別のものになります。)

うちの子は大丈夫!と思っていても、少し前の報告で、日本国内のフェレットにおいても思っていても、すでに蔓延している可能性が指摘されています。

当院でも診察・診断の機会が増えていると感じております。

確定診断はなかなか難しいのですが、おなかをあけて腫れた臓器を摘出・生検して、遺伝子検査や免疫染色をおこなうなどの検査が必要となりますが、早めの診断・治療が重要となってきます。
若くて痩せていてなんだかお腹が張っている、下痢がおさまらないなどの症状がありましたら要注意です。今年から糞便のなかのウイルスを検出する検査が国内でもできるようになりましたが、①ウイルスを持っていても発症していない、②ウイルスは糞便には出ていないけど体の中にはいる。といったことも想定されますのでやはり確定診断は組織を生検することになると思われます。

全身性コロナウイルスについて相談したい、知りたい、検査してみたいなどといったことがあれば、ご予約を取って来院していただければと思います。(お電話でのご相談は行っておりません)

※診療は予約制となっております。ご迷惑をおかけ致しますが、土日祝日は約1週間前にはいっぱいになっておりますのでお早めのご予約をお勧めいたします。

爬虫類・両生類の診察(手術写真が含まれます)

獣医師の長尾です。
ミニペットクリニックでは、ウサギ、ハムスター、モルモット、小鳥、ハリネズミ、フクロモモンガ、フェレット、ラット・マウス・・・など哺乳類・鳥類の診察がメインになっておりますが、爬虫類・両生類の診察も受け付けております。

爬虫類の診察ではカメさんが多くを占めております。

これからの時期、女の子のカメさんは発情をしてくる時期になります。
昨年も夏にかけて、水棲ガメの卵詰りの症例が多く認められました。

卵詰まり(卵塞)とは、卵がうまく産卵されない状態のことをいいます。
オスがいなくても卵が作られることは多く、うまく産卵してくれれば問題はないのですが様々な原因で産卵がうまくできなくなってしまうことがあります。放っておくと場合によっては命を落とすこともあるため、長期的に食欲が落ち着ている子は診察をお勧めします。

治療が必要な場合、注射にて産卵を促進させたり手術をすることもあります。
手術は甲羅をあけたり、足の付け根から卵巣や卵管・卵を摘出します。

甲羅を開けたり、
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後肢の付け根から切ったりします。
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予約制となっておりますのでお電話にてお問い合わせいただいてから来院をお願いします。
また土日祝日のご予約は約1週間前には埋まっていることが多いため早めのご予約をお勧めいたします。

みんな大好き人参の葉っぱ♡(Ishizuka)

先日、たん君のお母さんから、人参と人参の葉っぱをいただきました

なんと、お知り合いの方が、無農薬で作っていらっしゃるとのこと✨

ウサギさんといえば人参!というイメージがありますが、本体よりも葉っぱの方が、比較的好んでいる子が多いように思います、、、笑

我が家のシャロンさんも例によって大好きで、あっという間に完食でした

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もしゃもしゃ
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(全力で食べているため口の動きが速すぎてカメラでとらえるのが難しい)
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美味しくいただきました


ペットさんの好物を知っておくことはとても大切なことで、いつものご飯を食べないとき、好物をあげたことがきっかけで食欲がもどることもあります。特にウサギさんなどの草食動物さんは腸の動きを止めないようにする事が、重要です。

人参の葉っぱだったら食べる!といううこともあるかもしれません
ぜひ、お試しください

いただいた日に、食欲低下でいらっしゃった方にもおすそ分けいたしました。その子にも大好評だったようで、もりもり食べてくれていたそうです



なかなか手に入りにくい人参の葉っぱ
スーパーで目にすることは、珍しいですしよね
ある飼い主様は、道の駅にたびたび探しに出向くそうです
ウサギ専門店でも時期によっては取り扱っていたり、農家さん直送で、ネット販売されているところもあるんだとか
自家栽培(家庭菜園)もやってみたいですが、、、
石塚も近いうちに挑戦してみたいと思うので、アドバイスや情報ぜひぜひ、いただけましたら嬉しいです✨



たん君、たん君のお母さん、本当にありがとうございました

12月とお正月の診療時間変更のお知らせ(Ishizuka)

紅葉の季節になりました
だいぶ寒くなってきましたね、ヒーターや暖房はご使用いただいているでしょうか
私たちより小さな動物さんたちは温度変化に敏感です。特に幼い子や、お年寄りは体温調整がむずくかしくなるので気を付けてあげてくださいね


さて、今回は診療時間変更のおしらせです。


12月16日 午前:通常通り
       午後:15時30分受付終了

12月19日 午前:通常通り
       午後:17時30分受付終了

12月30日~1月3日 午前:通常通り
       午後:16時30分受付終了



お間違えないよう、おきをつけください。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします


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プロフィール

ミニペットクリニック

Author:ミニペットクリニック
埼玉県川口市にあるエキゾチックアニマル専門の動物病院“ピジョンミニペットクリニック”と申します。
日々の出来事や病院の情報、豆知識など、病院スタッフが綴っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします☆

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